私は台湾を自転車で一周した時、たくさんの人に会って、その人達からある話を聞きました。それは、「台湾人が台湾でやるべき三つのこと」です。
私はそれを聞いて、挑戦したいと思いました。でも、自分ができるかどうか、自信がありませんでした。運動が苦手な私にとって、自転車に乗るだけでも精一杯なのに、本格的な登山と長い距離の水泳はチャレンジしたことがない分野だったので、ちゃんと準備が必要だと思いました。そこで、まずは登山の方から準備を始めました。
玉山に登るため
玉山に登るために、準備を始めようと思った時は5月ぐらいで、その時ちょうど富士山も山開きしたところでした。私は日本が好きだし、富士山に登りたい気持ちもあったので、富士山に登ろうと思いました。
なのですぐツアーを探して、8月のツアーに申し込みました。ツアーのガイドさんはとても熱心で、経験も豊富でした。そのツアーで色々な登山についてのスキルや情報を聞くことができました。
それはその後登山するために必要なことだと思いました。富士山に登って自信がついた私はその熱が冷めないうちに玉山にチャレンジしようと思い、玉山の山小屋の抽選に申し込みました。
泊まる場所について
玉山の山小屋は元々日本時代に建てられたもので、警察官の滞在目的に作られました。当時の名前は「新高下駐在所」でしたが、今は「排雲山莊」と呼ばれています。
今の名前の由来は押し寄せる波が岩に飛沫をあげるような素晴らしい雲海が見える山小屋という意味から名付けられたそうです。玉山は人気がある山なので、排雲山莊に泊まりたい登山客が多いため、抽選が必要です。
台湾人なら当たる確率はかなり低い(平日20%、休日10%くらい)ですが、外国人の場合は台湾の国家公園のサイトで事前予約をすれば必ず泊まれます。事前予約は4か月前から35日前まで受け付けているようなので、チャレンジしたい人はぜひ申し込んでみてください。
サイトのURLは下に貼っておきます。排雲山莊には寝袋の貸し出しや食事も準備してくれるので、装備を軽くしたい人はぜひそちらも利用してみてください。寝袋や食事は先程のサイトとは別のサイトで予約が必要なので、そちらのURLも貼っておきます。
交通手段について
これで準備はようやく終わって、次はいよいよ登山スタートです。もし日本からお越しの際は飛行機で桃園に着いた後、まずは新幹線か長距離バスで嘉義まで行ってください。
嘉義から玉山の登山口までの行き方は大きく分けて二つです。一つはタクシー、もう一つはバスです。バスの行き方はとても複雑ですが、安いです(350元/一人/片道)。
タクシーの場合は簡単ですがバスより高いです(2400元/片道)。バスの詳しいルートは下にまとめておきますので、参考にしてください。登山口に着いたら、いよいよ登り始めます。
Part 2「登山編」へ続く
バスのスプレットはコチラ
排雲山莊の事前予約:https://npm.cpami.gov.tw/jp/index.aspx
寝袋や食事の事前予約:https://go17713.ego.tw/multimedia1.html